tiriokaのブログ

日本株メインで投資しています。

三菱の再挑戦・・・大丈夫か?

日本政府が旅客機開発の支援をして三菱重工業が再度開発するそうです。
このニュースが出ると三菱重工業の株価が下落しました。
(今日は上がっています)
私も「日本政府は余計な事するな」と言うのが率直な意見です。((+_+))
一度は開発を試みて何度も延期を繰り返してアメリカの型式証明が取れず撤退。
三菱重工業の損失は大きく、同時期に旅客船の損失も重なり株価も20万円台まで下がりました。
政府も500億円の支援をしていましたが無駄になってしまい、今度は1兆円を支援するそうです。しかもジェットエンジンではなく水素を使用した電力だそうです。
挑戦するなとは言わないが失敗するのが目に見えます。
三菱重工業は昔、F1支援戦闘機を開発した実績がありますが、F2支援戦闘機はアメリカの横やりや色々ありF16をベースにした高額な支援戦闘機となりました。
F16とF2は別物と言う人もいますが、日本が自主開発した機体ではないし、F2の開発に伴いその技術がフィードバックされて航空機開発に繋がればいいですが旅客機は失敗、次期支援戦闘機は共同開発。
F2の開発ノウハウは役に立たず高額なだけでF16を購入した方が全然良かったような気がします。
そして旅客機の再開発。しかもジェットエンジンならぬ水素電力・・・。
悪いけど失敗しそうな気がします。


日本の物づくりって作れるけどある分野では世界には売れないんですよね。
スマホとか・・・、衛星ロケットも商業的には日本政府の衛星ばかりですよね。
航空機もエアバス、ボーイングが独占。
型式証明は無いけど中国は旅客機を自主開発(エンジンは西側、部品も多くは西側と言われていますが)して自国で運用開始していますし、レシプロはボンバルディア一色です。
その点、ホンダは見事でした。\(^o^)/
アメリカを拠点にしてビジネスジェットと言う大手が参入しにくい分野で大成功でした。
しかも航空機としてはなんの実績もないのに大したものです。(*^_^*)


アメリカは旅客機の超音速機を開発中でつい先日初飛行に成功したと報道がありました。
日本も再挑戦するならライバルがいない分野かそれこそ根本から大変革とも言えるような物を作らないと電力で飛ぶ航空機なんて誰でも考えるようなことをしても大手の一角を崩せるとは思えません。
例えば、電力でも車と違い各地にスタンドは要らないので飛行場に充電施設を作り、エンジンの要らない充電だけで飛ばせる航空機を作るとか。
構造が単純であれば値段も安く整備も簡単、維持費も安い。重量も軽減。飛行時間も1時間から1時間30分に限定しても日本やアジアのように短距離でも需要はそれなりにあるはずです。
一度失敗しているので頑張って欲しいのが本音なのですが・・・。


今日はJR東日本「9020」三菱重工業「7011」株式分割されたので新NISAと特定枠でそれぞれ買いました。新NISA枠は勿論長期保有、特定は上がれば売りです。
小林製薬は死者が4人、中国でも販売していたとのことで薬害や国際問題のように長引きそうです。
今の小林製薬を買うくらいなら株式分割した三菱重工業「7011」JR東日本「9020」を買うことをお勧めします。
※ちなみにJR東日本の株主優待100株で乗車割引1枚でしたが、株式分割で300株で1枚になってます。ご注意を。
また宣伝ではないですが50歳以上は「大人の休日俱楽部パス」の方が断然お得です。(*^_^*)


でも買う時は自己責任なのでお忘れなく!!!